皆さんこんにちは。
今回は『クロケット&ジョーンズ』の新ラスト[#369]の話題。
ハンドグレードライン用の最新ラストで、エッジの利いたスクエアトゥが印象的。
従来のものと何が違うのか?ファンの関心は専らそこであろう。
この回では、これまでの人気ラストと画像を交え比較していってみようと思う。
ハンドグレードラインのスクエアトゥといえば真っ先に思いつく[#337]。
名作[オードリー]をはじめクロケット伝説の中核を担ってきたラスト。
[#369]は[#337]と比べボールジョイント部が広く踵側へ向うにしたがって絞られていく形状。
続いてはエッジーなシルエットでお馴染みの[#348]を並べてみた。
[#369]はトゥの幅が[#348]よりやや広い。
画像では分かりづらいがトゥラインは[#369]の方がより角がたった印象。
型番的に近い[#363]を横に置いてみた。
いわゆる内振りな傾向は最近のトレンドなのだろう。
上で比較した二つと比べ中心線の曲がり具合は同じ傾向にある。
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「パリラスト」とも呼ばれた[#337]の成功から月日の流れた今。
よりビスポーク的な切れのいいルックスとフィット感を追求したこの#369。
従来のいい意味で中庸な靴『クロケット&ジョーンズ』とはイメージを異にする
挑戦的な新作と感じるのは私だけではないであろう。