皆さんこんにちは。
本日は2023年春夏の新作クロケット＆ジョーンズのアーカイブコレクションより
別注品のストレートチップ、REDHILL（レッドヒル）をご紹介致します。
Crockett&Jones 品番：20288A-C01L3 モデル名：Redhill
- 素材：Calf
- 色：Black
- 底材：Single Leather
- 製法：Goodyear
- ウィズ：D
- 価格：￥129,800（税込）
クロケット＆ジョーンズのアーカイブコレクションとは
140年の歴史を誇るイギリスを代表する革靴ブランド、クロケット＆ジョーンズの
パリ直営店を覗くとガラスケースの中に1900年～1950年代に生産されていたシューズが展示されています。
博物館に飾られてもおかしくない、歴史的価値のあるビンテージシューズです。
そんなビンテージシューズをアップグレードし、ハンドグレードコレクションとして現代に蘇らせました。
一見シンプルな内羽根ストレートチップに見えますが、現代ではあまり見る事の出来ない職人技が随所に見られる1足です。
それでは、デザインの特徴をじっくりと見ていきましょう！
【クロケット＆ジョーンズ ストレートチップ Redhill/レッドヒル】
【こだわり①～ギンピング～】
ギンピングとはドレス、カジュアルシューズで使われる、革端をギザギザにカットする装飾方法です。
履き口から羽根部分にかけ細かいギンピング(ギザギザ)が施されています。
あまり目立ちませんが、タン部分もギンピング仕様になっております。
ドレスシューズに施されるギンピングは、現代のシューズにはあまり見かけないデザインです。
※ 左⇒ギンピング有り。 ※ 右⇒ギンピング無し。
ギンピングがある事で立体的になり、デザインをより際立たせる効果がありますね。
また、ギンピング+レースステイから履き口まわりのパターンもREDHILL（レッドヒル）の特徴でもあります。
【こだわり②～ベベルドエッジソール～】
アウトソール側面は、ベベルドエッジソール仕立て(ヤハズ仕立て)と呼ばれる仕上げです。
ソールを深く削り込み、本底がウェルトやステッチごと内側に巻き込むように隠してしまうのがビスポークの技法です。
靴全体の造形美を作り出すさまざまな職人技が現代にも受け継がれており、変わらない美しさを私達は楽しむ事が出来ています。
ベベルドエッジソール仕立ては少し斜めから見て頂くと分かり易いかもしれません。
ぜひ店頭にてじっくりとご覧ください。
【こだわり③～クラシカルな6つハト目（アイレット）～】
現在のデザインでは最もスタンダードとされているハト目（アイレット）は5つですが、当時は6つが主流とされていました。
英国靴の伝統を貫きつつエレガントさを持ち合わせたキャップトゥに仕上がっています。
【こだわり④～1950年代のロゴ～】
クロケット＆ジョーンズのハンドグレードコレクションでは、1900年代の初期のロゴが採用されていますが、
アーカイブコレクションでは特別に1950年代のロゴを刻印したインソールを採用しております。
REDHILL（レッドヒル）はハンドグレードコレクションラインです。
前方部分がDウィズ、ヒールはCウィズ相当の細身なラスト357Dを採用致しました。
アーカイブコレクションの雰囲気にも非常に相性の良いラストとなっております。
皆さん、革靴を選ぶ際に何か特別な美しさや魅力を感じる1足に出会った事はありませんか？
その造形美は靴職人の技が秘められた究極の1足かもしれません。
プラス＠の技術がふんだんにあしらわれたクロケット＆ジョーンズのレッドヒル（REDHILL）はまさにそんな1足です。
心が動かされるような、さりげない美のシルエット。
ノスタルジックな限定ストレートチップです。
ぜひ一度お試しください。
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