今回は最高級のキャップトゥをご紹介。
そう、『ガジアーノ&ガーリング』のモデル[Oxford]です。
とにかく、美しいです。
- 素材:Calf
- 色:Black
- 底材:Single Oak Bark Leather
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥205,200(税込)
今回のこの[Oxford]、パっと見はとにかく控えめです。
派手さはないもののスマートな顔つきの純英国靴。
本当にそんな雰囲気だけなのであれば他のブランドに埋もれてしまう所なのですが
実際はたくさんのお客様が吸い寄せられるようにこの靴を手に取ってしまいます。
オーソドックスなキャップトゥなのに惹かれてしまう理由の一つは「革」。
良くお客様から革の良しあし、見分け方についての質問を頂戴するんですが
この『ガジアーノ&ガーリング』の靴は一目でその上質さが分かります。
全く革の事を知らない方にすらそう思わせる物があるという事は、これはもう相当なものです。
ラスト(木型)はどうでしょう。
[TG73]、つまりトニー・ガジアーノ氏の名と生まれ年を冠したそのモデル名。
つまりはブランドの自信の表れという事ですね。
英国らしさ溢れる上品なスクウェアトゥの美しさは、靴好きでなくとも溜息が出そうです。
あとはやはり細かい仕様の高級感。
繊細極まりないステッチや絞り込まれたウエスト。
あらゆるポイントが他ブランドを凌駕する、と言って良い仕上げを施されています。
価格帯としては「上がりの1足」と言われる所。
美術館にあってもおかしくない美しさです。
ですが、そんな事は考えずにしっかりと、そしてじっくりと履いてその良さを味わって頂きたい靴なのです。
履かずに飾っておきたいと思う気持ちもわかりますがやはり、履くことでブランドの真髄を味わってみて下さい!