「そうだ厄払いに行こう!」
目指すは東山山頂の将軍塚
なにやらパワーのあるお不動さまが期間限定御開帳とのこと
紅葉も始まるのでそのパトロールも兼ねることとしよう
ゴア・テックスをまとい
ハンティング・バッグにカメラをしのばせ
カントリー・ブーツを締め上げる
全天候型お出かけ3点セット
準備万端レッツ・ゴー
ハイ、速攻雨強くなる
だけど大丈夫、今日の足もとは[C-Shade]※1だから
現代のアウトドア物には敵わないかもしれないけど
元祖ストロング・マテリアル
小一時間雨に打たれるなんて何ともない
安心して東海道を東へ進む
寺町三条から歩くこと15分、白川橋をすぎるとそろそろ「粟田口」
どうやら要所のようだ
ここからバスに乗るも良いけれど
せっかくのカントリー・ブーツ
長靴で水たまりに入るが如く、山道を攻めてみたい
そんな42歳の冒険心から、京都一周トレイルの東山28番を入る
ここからはひたすら山道を歩く
雨は小ぶりになってきたが、足元は小川
トレイルを荒らさないよう丁寧に安全に歩く
足裏の感覚が伝わりやすい『トリッカーズ』は、それが容易だ
岩場や木の根っこの滑りやすいセクションも滑り始めが掴みやすい
コルクと革のクッションとカスタムしたコマンド・ソールのおかげだろう
しかも水の浸入は今のところない
膝が爆笑してきたのでちょっと休憩
予想以上ガッチリ登山!
山道を歩くこと30分、京都一周トレイルの東山22番の標を出る
無事将軍塚に到着
まだ早いだろうと思っていたが、木々は赤く染まり始めている
しばし雨に濡れたヌーボーな紅葉狩りを楽しんで、本殿にお邪魔する
青のお不動様にあと少しの後厄を安穏に過ごせる様お願いし
1000人乗っても大丈夫な大舞台から京都市内を眺める
市内からこんなに近いのに此の天空感
これぞ盆地のありがたさ
最後に塚が鳴動していないか、チェックをし青龍殿を後にする
どうやら明日も大事は起きないみたいだ!
3時間の小旅行はこれにておしまい
今日のビールがウマイのはいうまでもない!
こんな雨の日でも外に連れ出してくれた『トリッカーズ』に感謝
何があっても、何処に行っても大丈夫な安心感
帰ったらキレイに磨いてやるからね
※1 [C-Shade](シー・シェード):
『トリッカーズ』を代表する素材[Gorse Leather]のカラー・バリエーション、その昔は黒とこげ茶がありましたが、今はこの薄茶のみ。加工を施すことで抜群の耐久性を得る。ファッションとしては[マロン]や[エイコン]の[Antique Leather]が主流であるが、カントリー本来の姿は[C-SHADE]とも言える。