三月に入りまだ寒い日もありますが、陽射しに春の気配を感じます。
季節が移ろうごとに気持ちも新たになるものですね。
特に年度が切り替わるこの時期は気分を高めたくなります。
ということで、靴を新調してモチベーションアップを図ってみてはいかがですか?
おすすめの一足。オリエンタルの定番コインローファー、アルバース
すでにフォーマル用の靴をお持ちの場合、次の一足として候補となるのは汎用性に優れたデザインではないでしょうか。
オフィスでのカジュアルスタイルの浸透や、これからの時期は暑い気候も予想されることから、ローファー指向は必然と言えます。
オンオフ問わず使いやすく、カジュアルでも上品な印象となれば、ローテーションに加えておくと心強いですよね。
それで今回はこちらのモデルにフォーカスしてみました。
タイトルにある通り、オリエンタルの定番コインローファー、アルバースです。
人気の秘訣は、端正なルックス
オリエンタル(Oriental)は奈良に本拠を構え日本国内のみならず、海外でも高感度な革靴愛好家たちから厚い支持を得るファクトリーブランドです。
トレーディングポストでは2019年からオリエンタルの展開を開始し、メンズのアルバースは2021年から取り扱いを始めました。
すると……当初はストックが少なく、何カ月もデリバリー待ちが続くという人気ぶり。驚きましたが、至極当然とも言える結果でした。
それもそのはず、非常にスマートな顔付き。
グッドイヤーウェルテッド製法なのに、とてもスマートなのです。
張り出しの少ないコバに、丁寧な出し縫いのピッチ。
きめがこまやかなアッパーの仕上げも美しく、ほどよい光沢もあり端正なルックスですね。
ともすると武骨さや幼さを感じさせることもあるローファーですが、アルバースはドレッシーな雰囲気をまとう大人のローファー。
デザインパターンのバランス感覚と、上質な素材を造形としてまとめ上げる技術、さすがです。
オリエンタルの60年以上にわたる成熟した技術とセンスの蓄積に、時流が求めるエッセンスを加えたアルバース。
人気の理由にも納得です。
見えない部分も抜かりなく。
チャネル仕上げのソールも美しくシンプルです。
木型がもたらすフィット感の良さ
アルバースがおすすめの理由、もちろん見た目が良いだけではありません。
ローファーには靴の中で足を固定するための調整装置であるシューレースが無いため、歩行時につま先が中で当たったり、踵が抜けたりしやすいという特性があります。
「フィット感をいかにして高めるか」という課題に対し、アルバースはひとつの理想的な回答を導き出しました。
具体的には、低い甲と小さな踵を持つ木型(ラスト)です。
ぜひ一度、店頭にてその履き心地をお試しいただきたく思います。
コーディネートに困らない汎用性の高さ
アルバースのシンプルなデザインは汎用性の高さにも寄与。
いわゆるジャケパンスタイルや、もっとカジュアルな服装にも合わせやすいです。
きっちりしたい時から普段着感覚の日常使いまで、幅広く使えます。
リラックスしながらも上品な印象にしてくれるので、どんどん日常に取り入れてみて下さい。
ブラックとブラウン。定番の2色展開
アルバースはツヤのあるスムースレザーでは2色展開しています。
ORIENTAL モデル名:ALBERS
- 素材: BOX CALF(左)、BURNISHED(右)
- 色: BLACK(左)、BROWN(右)
- 底材:LEATHER SOLE
- 製法:GOODYEAR
- 税込価格:¥62,700
ブラックとブラウンです。
どちらも定番色で合わせやすいラインナップとなっています。
ナチュラルで落ち着いたブラウンはバーニッシュ仕上げ。
濃淡が味わい深いですね。
端正なブラック。ほんのりドレッシーな雰囲気です。
きちんとしながら、でも かしこまり過ぎず。
新たな季節。新しい一足でスタートしてみてはいかがですか?
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