皆さんこんにちは。京都店 田中です。
最近は京都でも15℃を超える日も増えてきて春の訪れを早くも感じています。
トレーディングポスト各店にも春夏シーズンの新作がクロケット&ジョーンズやオリエンタル、トレーディングポストオリジナルなど入荷し始めましたが、京都店からは以前から展開しているTricker’s(トリッカーズ)の【BOURTON(バートン)】ホワイトカラーを改めてご紹介します。
TRICKER’S 品番:M5633/253 モデル名:BOURTON
- 素材:ANILINE CALF
- 色:WHITE
- ラスト:4444
- 底材:DAINITE
- 製法:GOODYEAR
- 価格:¥121,000(税込)
トリッカーズのカントリーブローグシューズ【BOURTON(バートン)】のホワイトカラー
言わずと知れたトリッカーズの代表モデルである【バートン】。
レザーシューズの中でも”カントリー”というカテゴリーはトリッカーズだけと思っている方も多いのですが、英国の上流階級がハンティング(狩り)に出かける為に生み出されたとされるアウトドアシューズの一種である”カントリー”は、英国では他のシューメーカーも取り扱っている伝統的なカテゴリーです。
中でもトリッカーズのカントリーコレクションは、ボリュームがありつつ丸っこくなり過ぎないラストやステッチングやメダリオンの入り方の”大味”な所にハンドメイド感があったりと、独特な個性があります。
特にファッション関係者はトリッカーズを愛する人も多く、実際に様々なアパレルブランドとコラボレーション(コラボという言い方がまだ一般的になっていなかった昔から)し続けられています。
武骨でエイジングを楽しむのがトリッカーズの醍醐味ですが、コラボレーションの実績もある事で”セオリー通りでは無い”意外な組み合わせにも寛容な姿勢のトリッカーズ。
本来アウトドアシューズにホワイトカラーを使用するのは理にかなっていないのですが、その”外し”を楽しんでもらいたいと、トレーディングポストでは2002年頃から何度か『白いトリッカーズのカントリー』を販売しています。定番品というわけではないので、販売しない時期もありますが店頭から無くなると「もう販売しないんですか?」というお声を頂く事が多い人気の商品なのです。
皆さん一番気にされるのはやはり「汚れ」についてですが、スエードに比べると汚れ落としも使いやすく雨に濡れても早めに拭いて頂ければ汚れが定着しにくいです(スムースレザーを白く仕上げる時に使用される顔料の影響です)。
経年による黄ばみや汚れは避けられないですが、他のカラー同様にホワイトカラーのモデルですら味に感じさせてくれる良さがトリッカーズにはあります。
こちらは私物の10年以上着用した【バートン】。画像だと分かりにくいですが、黄ばみや取れない汚れ、クラックも何カ所も入っていますが、トータルで見るとまだまだ現役で履けると思います。
展開年によって変化はありますが、現在のソール仕様はダイナイトのダブルソール。ウェルトとミッドソールはナチュラル仕上げで軽さを表現しています。
コーディネートは気負わずスニーカーを履くような感覚で。店舗で履く事を意識してゆったりめのブレザーにワイドパンツで合わせました。”トラッドアイテムを少し捻ってモダンに見せる”のがテーマですが、もっとカジュアルに合わせても全然問題ないと思います。
ちなみに着用しているのは私物で白い【バートン】は3代目。それ位気に入っています。
以前はトリッカーズに合うパンツは全体的に細めだと思っていましたが、最近はトリッカーズを太目のパンツで裾の長さもクッションを取って履く事が増えています。
3パッチで2つボタンのブレザーにチェックのパンツ、フルブローグのシューズは”アメトラ”の王道ですが、シルエットやカラーが変わると新鮮に感じますよ。
今のところ再入荷の予定が無いホワイトカラーの【バートン】。京都店でも数が少なく、全店の在庫も既に完売サイズがありますが、興味を持ったお客さまは是非お問い合わせ下さい!
トレーディングポスト京都店では、当店の商品だけではなく他店でのご購入の商品でも常時修理をお受けしています。
また、お預かりした修理靴は店舗にてメンテナンスをしてお返しいたします。
詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。
▼tradingpost_official Instagramはこちら▼
▼tradingpost_store Instagramはこちら▼
▼tradingpost_aoyamasalon Instagramはこちら▼