皆さんこんにちは!
トレーディングポスト・ブーツコレクションも第3弾、京都店からはトリッカーズのモンキーブーツ【ETHAN(イーサン)】をご紹介いたします。
トリッカーズ・カントリーコレクションの中でも異色の存在であるモンキーブーツ
Tricker’s 品番:M6077 モデル名:ETHAN
- 素材:Antique Calf
- 色:Marron
- 底材: Commando
- 製法:Goodyear
- ウィズ:5
- 価格:¥132,000(税込)
トリッカーズを代表するブーツと言えば、フルブローグのレースアップ【STOW】【MALTON】をイメージされる方が多いと思いますが、トレーディングポストでは、モンキーブーツもソールや仕様の変更はありますが20年以上展開し続けている人気のブーツです。
ただ、トレーディングポストで取扱いを開始した2000年頃は確かトリッカーズのカタログには載っておらず、カントリーコレクションの中で主要なモデルというわけでは無かったと思います。
当時トレーディングポストではアメリカンブランドのモンキーブーツ(ラインマンブーツ)も取り扱っていましたが、トリッカーズのモンキーブーツはアメリカ系のそれよりもワーク色が少なく、トリッカーズのブローグブーツよりすっきりしたデザインを格好良く感じ、我々スタッフもよく履いていました。
トリッカーズのモンキーブーツの魅力とは?
モンキーブーツは外羽根式で靴ひものハトメがつま先まで装着されているブーツで、スポーティでホールド感も良い実用性に優れカジュアルスタイルに合わせやすいのが特長です。
第2次世界大戦にチェコスロバキア軍が装備しているブーツとして広まったデザインは、大戦後はアメリカを中心に電線施設工事用のワークブーツとして製造される一方、イギリスでは60年代や70年代にかけてボクシングシューズやボウリングシューズを連想させるデザインがストリートファッション(当時は「モッズ」「スキンヘッズ」など)を好む若者に支持されたという経緯があります。(※Tricker’s本国ホームページを参考に記述しています)
そのような広まり方の違いもあって、ミリタリーやワークのデザインながらスタイリッシュな要素が含まれているというのが英国トリッカーズのモンキーブーツの魅力だと私は考えます。
トレーディングポストで扱っている【ETHAN】は7ホール。以前は9ホールを展開していましたが、タウンユースにおいて着脱のしやすさなどを考えて標準的な7ホールを現在取り扱っています。
ソールは「コマンドソール」。ストームウェルト、ミッドソール有りのいわゆるヘビーデューティー仕様ですが、アッパーがそれ程ボリュームが無いのでスペック程重々しい感じにならないのがトリッカーズのモンキーブーツの特長。
ヒールは凹凸がそれなりに目立ちますが、実はウェストからトゥにかけては横から見るとあまり強調されておらず、うるさく感じません。
カラーバリエーションは、トップで使用しているMarron(マロン)の他にもBlack(ブラック)、Acorn(エイコン)の計3色です。
コーディネイトはミリタリーの要素を取り入れて軍物のコートを着用。ボトムはメルトンウールですが膝にステッチが入ったワーク風のディテール。ダークグレーのボトムなので通常はブラックの靴を合わせる事が多いですが、今回はトリッカーズらしいマロンを合わせました。ブラックのモンキーブーツだとハードになり過ぎる所をマロンのオレンジがかったブラウンが良いアクセントになってくれたと思います。
本格的に寒くなり、ブーツの購入をお考えでしたら、是非トリッカーズのモンキーブーツ【ETHAN(イーサン)】も候補に加えてみてくださいね!
トレーディングポスト京都店では、当店の商品だけではなく他店でのご購入の商品でも常時修理をお受けしています。
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