ローファーコレクション2022～オリエンタル～

4/16（土）から開催中の＜ローファーコレクション2022＞、気温も上がりさらに熱気を帯びてきました。

リレー形式の第四弾となる今回は、京都店からおすすめのモデルをご紹介いたします。

<ローファーコレクション2022>

◆開催店舗：TP全店

◆開催期間：4/16(土)～4/30(土)

クロケット＆ジョーンズのローファー“SELSEY”を始め、今季トレーディングポストの新作ラインナップは“フレンチテイスト”がキーワード。普遍的なデザインをカラーやソールなどひと捻りしたエスプリを感じる展開が魅力です。

今回ご紹介するのは Oriental（オリエンタル）の ALBERS（アルバース）というモデルです。

ここ数年、靴愛好家の間でも人気が高まりをみせているオリエンタル。

中でも、アルバースはオリエンタルを代表するローファーとして急速に浸透しています。

トレーディングポストでもメンズモデルの展開を開始してから約一年が経過しましたが、タイミングによってはサイズ欠品のため入荷をお待ちいただくこともあるほどです。

今回ご紹介いたしますのは、そんなアルバースのトレーディングポスト別注モデルとなるコンビローファーです。

いかがでしょう、こちらのデザイン。

非常にクラシックではないでしょうか。

ヨーロピアンテイストの王道スタイルといえる仕上がりです。

カラーは2色展開で BORDEAUX（ボルドー）と BLACK（ブラック）をご用意しました。

本来カジュアルなローファーですが、配色にホワイトを組み合わせることでどこかノーブルな雰囲気に。

靴愛好家のみならず、洋服がお好きな方にもおすすめしたいコンビシューズの登場です。

スタッフ間でも、さっそくコーディネートが話題に上っておりまして「ああだ、こうだ」言いながら盛り上がっています。

ということで、こちらはある日の店長。

店長　田中コメント：

「私はボルドー×ホワイトをチョイス。個人的なコーディネートテーマは“ゴダールの時代”。ちょうどこの前京都の映画館でローリング・ストーンズが出ているジャン・リュック・ゴダールの映画が上映されていたのを思い出して、メンバーの格好やその他のゴダール作品のような雰囲気をイメージしました。ゆったりしたシルエットの洋服がカジュアルでは主流になっている現在、敢えてタイト目なボトムスもトラッドベースなら新鮮に映るのではないでしょうか！」

との事です。ちなみに先日は、

「ブライアン・ジョーンズを意識してみたよ～」

と、ストライプな出で立ちでした。

「次は髪もマッシュルームにして完コピするよ！」

とても楽しみです。

さて、アルバースの人気の理由はファッションマインドを刺激するクラシックな見た目だけではありません。

日本人好みのフィッティングを追求している点も見逃せないのです。

甲を薄くしており、押さえが効きやすい設計がなされています。

さらにヒールカウンターが小ぶりで踵をつかみやすい。

これらの形状がもたらすフィット感はぜひ実際にお試しいただきたいところです。

筆者はまさにこの木型の恩恵に浴するところが大きいタイプの足型。

今までスリップオンシューズには苦戦してきたのですが、アルバースに関しては大満足です。

筆者　青木コメント：

「店長とはブライアンつながりで、ブライアン・フェリーのイメージです。今の気分はかっちりジャケットにネクタイなのですが、威圧的な感じにはしたくない。なので足元も紐靴ではなくローファー。伝統的なテーラードジャケットやスーツにデザイナーズを組み合わせ、抜け感あるエレガンスな着こなしのフェリー御大。特別感はありながらも、きまりすぎないところがコンビローファーのキャラクターと相似していて、これは履きたいなと思いました」。