みなさま、こんにちは
5月に入り最近は外も暖かかくなり過ごしやすい日が多くなってきました。
新社会人になり仕事に少しずつ慣れ始めた方、リモートワークの仕事が多くなり革靴の使用が減っている方、休日に革靴を使用される方など様々な方がおられると思います。
本日、渋谷店のブログではそんな方々の足をサポートしてくれている靴の手入れについてご紹介をしたいと思います。
私も社会人を始めたころは、靴磨きなんて…と思っていましたがやはりきれいにすることで愛着も沸きますし、修理に持って行った際「きれいに履かれていますね」など言われると非常に嬉しいです。
なによりその靴を長く履くために必要不可欠であることは間違いないです。
では、磨くために必要な用品を紹介します。
シューツリー、ブラシ2本(馬毛・豚毛)、汚れ落とし、靴クリーム、ペネトレイトブラシ、乾拭き用のグローブです。
1つ1つの用品の役割を説明しながら進めていきたいと思います。
まずは、靴にシューツリーをセット。
シューツリーの役割は洋服でいうところのハンガーになります。
靴にシューツリーをセットすることにより履き皺が伸びこの後の行程もしやすくなります。
ソールの反り返りなども防止できるのでぜひ使用してください。
次はブラッシング。
まず馬毛のブラシを使用します。
このブラシの役割としては表面に見える埃を落とすため。
どのようにブラシをかけても構いませんので全体的にブラシをかけてください。
次は汚れを落としていきます。
靴についた古いクリームであったり表面には見えない汚れを浮かびあがらせ革をリセットさせる役割になります。
また、表面の革に溜まった汗なども落とす役割も持っています。使わなくなった肌着であったり布で構いません。
ゴシゴシ力強くやるよいうよりは優しく靴全体になじませるイメージ。
栄養補給であるクリームを入れます。
ここで活躍するのが靴クリーム塗布用のペネトレイトブラシ。
手も汚さず、適量のクリームを均一に塗ることができます。
それからツヤ出しの作業に入ります。
先ほどの馬毛のブラシとは違いしっかりとしたハリのある豚毛のブラシを使用することでクリームを靴に馴染ませるように靴全体にかけてブラッシングをしていきます。
最後に乾拭き用のグローブで拭いていきます。
毎日、毎日クリームを入れて磨いていただく必要は無くお履きになられる前に馬毛のブラシでブラッシングしていだだければ大丈夫です。
私たちもお客様から「どのくらいの頻度で磨くんですか?」と質問をいただきます。
このようなしっかりとした行程を行うのは、月に2回程でよろしいかと思います。
汚れ落としは使いすぎてしまうと色落ちの原困にもなりますし、またクリームばかりを入れすぎてしまうと革にある毛穴をクリームで埋めてしまうからです。
皆様も愛着のある1足を磨いてみるのはいかがでしょうか?
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