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ギンピングとブローギング

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9/19(土)より【GO TO TP】と銘打って10% OFFキャンペーンを開催中です。

  • 期間:2020.9.19(土)~10月末予定
  • 対象品:靴(プロパー)・ベルト・シューツリー・メンテナンスボックス ※メンテナンス用品・ソックス・パターンオーダー・修理は対象外
  • 対象店舗:全店(ホワイトレーベル・シューミュージアム含む)

普段はセールにならない定番アイテムも対象となっており大変お得です。

 

皆様こんにちは。TP36年の歴史とほぼ同じく歩んで参りました、年長者である私 野勢の四方山話の第二回目となります。

御拝聴どうぞ宜しくお願い致します。

 

第二回は【ギンピングとブローギング】のお話しです。

ギンピングとはドレス、カジュアルシューズで使われる、革端をギザギザにカットする装飾方法です。

ブローギングは親穴、子穴の連続した穴飾りの装飾。大昔には水はけを良くする為、穴を開けていたのが発祥と言われています。

ギンピング有り&ステッチ囲いの「ブローギング」(GAZIANO&GIRLING)

ギンピング無し&ステッチ囲いの「ブローギング」(CARMINA)

 

細かいですが、ギンピング有りと無しとでは印象が変わったように感じます。

有りでも、ピッチが細かいとドレスシューズにも相性が良く、うるさくありません。

一方ギンピング無しのステッチ囲いの穴飾りは簡素でシンプルにまとめられてます。

ギンピングはブローギングをより効果的に見せる装飾といえ、合わさることでブローギングをより立体的に、際立たせる効果を発揮します。

荒々しいギンピング&ブローギング (TRICKER’S)

 

ギンピングはギザの大きさや革の厚みで強調度が調節でき、ブローギングと合わさったブローグシューズはスポーティー・カジュアル要素も増える為、ストレートチップなどの

ドレスシューズに比べ幅広く履きまわしが出来ます。

 

ブローグシューズの発祥はスコットランドやアイルランドの湿地での作業靴が狩猟用カントリーシューズとなり、そのデザインのまま洗練された木型を使うことによりドレスシューズの仲間入り。

が大まかな流れと言われています。

カントリーシューズ(左)とドレスシューズ(右)、サイズは同じUK7ですが別次元の違いです。

 

これら装飾(ギンピングとブローギング)をまとめて見られるのがフルブローグとなります。

展開店舗限定(青山・大阪・名古屋)のエドワードグリーンのフルブローグはスッキリしたシルエットと相まってスーツで合わせることも可能です。


EDWARD GREEN モデル名:MALVERN


  • 素材:Calf
  • 色:Black
  • 木型:82
  • 底材:Leather(Oak bark)
  • 製法:Goodyear
  • ウィズ:D

価格:¥185,900(税込) →  GO TO TP価格: ¥167,310(税込)

イギリスの正統派フルブローグ。ラスト82のDウィズ。

適度なボリューム感を残しつつシェイプされ、スッキリしたシルエットが、ギザ付き穴飾りをしつこく見せません。


EDWARD GREEN モデル名:MALVERN


  • 素材:Calf
  • 色:Redwood
  • 木型:82
  • 底材:Leather(Oak bark)
  • 製法:Goodyear
  • ウィズ:D
  • 価格:¥185,900(税込)→GO TO TP 価格:¥167,310

厳選された素材の靴に会うと将来の風合いを想像してしまいます。

履き口周りもギザ飾り

 

老舗ならではの履き心地の良さ、極上の素材、脈々と流れ続ける伝統に根ざしたテイストが、重々しく感じた時もありましたが、今になると単純に「ああ、良いなあ」と思える今日この頃です。

 

セミブローグってなに?クォーターブローグ?

フルブローグとどう違うの?続きは店頭でお尋ねください。

 

それでは、皆さまの「ご来店」「お問い合わせ」お待ちしております。

【前回・一回目】

   オリジナルの進化


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