9/19(土)より【GO TO TP】と銘打って10% OFFキャンペーンを開催中です。
- 期間:2020.9.19(土)~10月末
- 対象品:靴(プロパー)・ベルト・シューツリー・メンテナンスボックス ※メンテナンス用品・ソックス・パターンオーダー・修理は対象外
- 対象店舗:全店(ホワイトレーベル・シューミュージアム含む)
普段はセールにならない定番アイテムも対象となっており大変お得です。
今回はストックに秘蔵しております、スペシャルな一足のご紹介です。
Tricker’s(トリッカーズ)の定番フルブローグシューズ Bourton(バートン)なのですが、こちらはハンドソーン仕様。
昨年アニバーサリーモデルとしてリリースさせていただいた、特別仕立てのバートンです。
通常のグッドイヤー・ウェルテッド製法のバートンと比較すると、「形状」と「履き心地」が異なります。
たとえば。
ヴァンプ(甲部分)の曲線のライン。
つま先から足指の付け根あたりにかけて沈みこむラインになっており、足入れした際に余分な空間ができにくくなっています。
また、甲部分の高さが全体的に低めです。
それにより足を固定する力がアップしています。
さらに、
靴の後ろ半分がシェイプアップされています。
具体的には、かかと周りが丸くて小さいのですね。
それに連動して履き口がすぼまった形状になっており、ホールド感もアップ。
全周囲ぐるりのフルウェルトは共通仕様ですが、ヒールの接地面は同サイズで比較するとやや小さくなっています。
また、
踏まず部分のえぐれも大きく感じます。
これらは、ハンド・ラスティングによる効果です。
グッドイヤー・ウェルテッド製法では、オートマチックに一発でアッパーを木型に釣り込むのですが、ハンドラスティングでは手作業により釘を一本ずつ打ち込み、アッパーを木型に釣り込んでいきます。
中底にいくつもの釘の跡がありますね。
革を引っ張って釘を打ち、また引っ張って釘を打つ、この繰り返し。
こうすることで、木型本来の形により近くなるわけです。
上から見下ろすと分かりやすいかもしれません。
全体的にメリハリがありますが、とくに後ろ半分の形状がスマートなのが見てとれます。
みごとにシェイプアップ!
あとは履き心地なのですが、これに関しては一度お足入れいただきたいところです。
コバの張り出しが大きく、厚みのあるソールなのですが、見た目に反するやわらかさ!
返りがつきやすく、なじみが早いです。
これぞハンドソーン・ウェルティングの恩恵。 ぜひ体感してください。
トリッカーズのビスポーク部門に特注した、あまり目にすることのないハンドソーン仕様の「お宝バートン」。
現時点で保有しているサイズはUK表記で「6.5」、「8.0」、「8.5」、「9.0」となっております。
(在庫は各店舗に散在しており、展開していない店舗もありますので、興味を抱かれた方は一度お問い合わせください。お待ちいたしております)
Tricker’s 品番:M5633 モデル名:BOURTON
- 素材:BOX CALF
- 色:BLACK
- 底材:DOUBLE LEATHER
- 製法:HAND SEWN WELTED
- ウィズ:5
- 価格:¥176,000(税込)→ GO TO TP価格: ¥158,400(税込)
- 残りサイズ:6.5 / 8.0 /8.5 / 9.0 (UK表記)