EDWARD GREEN(エドワード グリーン)のDOVER(ドーバー)について...
EDWARD GREEN(エドワード グリーン)のUチップといえば、DOVER(ドーバー) 。
EDWARD GREEN モデル名:DOVER
- 素材:CALF
- 色:DARKOAK
- 底材:LEATHER(Oak bark)
- 製法:GOODYEAR
- ウィズ:D
- 価格:¥226,600(税込)
Uチップというデザインを数モデル展開しているメーカーも多くありますが、
EDWARD GREEN(エドワード グリーン)は、Uチップ = DOVER(ドーバー)が代名詞って言われてるのはあまりにも有名です。
世の中にUチップは数あるけれど、DOVER(ドーバー)と同じような雰囲気のものって、なかなかめぐり合わない...かな。
では、
何故?
DOVER(ドーバー)がこれほどまでに確立しているのか、
いくつか、ポイントがあると思います。
ひとつには、ラスト。
採用している【32ラスト】は、
通称「DOVERラスト」とも呼ばれています。
EDWARD GREEN(エドワード グリーン)が所有しているラストの中でもかなり古いもの。
DOVER(ドーバー)との相性が最も良く、他のデザインをのせてもDOVER(ドーバー)ほどフィットするものが無いので、DOVER(ドーバー)のためのラストである!と、工場で働く誰しもが認めた【32ラスト】
インサイドから~、アウトサイドから~、ラウンドトウへと...
スルリと描く【32ラスト】の曲線と、モカの曲線が美しく見事です。
まさに、DOVER(ドーバー)のためと言わしめた、文句のつけようがないバランスです!
多くの人が、【32ラスト】のDOVER(ドーバー)に憧れを持ち続けている理由がここにあるのですね。
つぎに、
Uチップの顔、となるアッパー部分。
「う~む...」と思わず唸ってしまう、職人のテクニック!
ハンドソーン(手縫い)です。
【ライトアングルモカ】
平面状の革に創り出す美しい立体感。
ライトアングルとは直角を意味するのだそう...
三角形の木材の角を使って...しかも、目分量で縫っているそうで...!
ハンドソーンの存在を存分に主張するところです。
【スキンステッチ】
革の表面に縫い糸を見せずに、糸目を浮かせて見せる技法。
どちらも手縫いならではの意匠...
高い技術を要するハンド・ステッチ。
海外でも国内でも、これが出来るメーカーはレベルの高い職人さんがいる証拠。ということ。
そして、ソール。
元祖【ハーフミッドソール】
アウトソールの上に、ミッドソールを設けるものの、全面ではなく土踏まずより前部分だけに敷いた仕様。
土踏まず部はシングルソールで、前部分の接地面がダブルソールになっています。
ダブルソールよりスマートな見た目。
ダブルソールのように歩行時の衝撃が少ない。という、技ありソール!
この、土踏まずと前部分の、厚みの段差が特徴、
これが【ハーフミッド】
カントリーシューズの位置づけであるUチップを、カントリーの意匠を残しながらドレッシーに進化させる...
ぴったりハマったのが【ハーフミッドソール】
DOVER(ドーバー)を知るまで、このソールの存在を知らなかったという人も多かった...というほど。
このソールだからこそ!の、DOVER(ドーバー)なのです。
エレガントすぎずカジュアルすぎず、絶妙なバランスを持つ、このDOVER(ドーバー)
【32ラスト】
【ハンド・ステッチ手法(ハンドソーン)】
【ハーフミッドソール】
この3つのポイントが放つオーラを確かめてみてください。
重厚感が心にもズシン...と、響きますが、
気負わずに...
普段履きしやすいデザインです。
そして、
足を入れたとき、
10年先、15年先...いつまでも履いていきたい!
しっくりと馴染んだ靴と共に歩んでいきたい!......とな。
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