英国のシューズファクトリーとして、安定した品質と豊富なラスト(木型)を揃え、数多くの紳士の足元を支えてきたクロケット&ジョーンズ。
そのクロケット&ジョーンズを代表するストレートチップと言えば【AUDLEY(オードリー)】
トレーディングポストでは2種類の【オードリー】をご用意しております。
~AUDLEY~
Crockett&Jones 品番:29447A-C01L3D モデル名:AUDLEY
- 素材:Aniline Calf
- 色:Black
- 底材:Single Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:D
- 価格:¥96,120(税込)
記念すべきファーストモデルの【オードリー】は、完成度が高くロングセラーとなっています。
ラスト(木型)はNo.337を使用。クロケット&ジョーンズのフランス・パリ店でビスポークを制作しているディミトリー・ゴメス氏が木型を監修し、2000年代初頭に制作された#337は通称パリラストと呼ばれています。
そして当時ラインナップになかったストレートチップをトレーディングポストがリクエスト、【オードリー】の誕生となりました。
また一般的な#337はEウィズですが、トレーディングポストでは細身のDウィズを扱っており、フィット感も優れているモデルです。
角張りすぎないソフトなスクエアトゥは、エレガントな印象に。
絶妙なバランスのセミスクエアは、流行に左右されない気品漂うシルエットとなっています。
~AUDLEY3~
Crockett&Jones 品番:25816A-C01L3 モデル名:AUDLEY3
- 素材:Aniline Calf
- 色:Black
- 底材:Single Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥96,120(税込)
後発モデルとなる【オードリー3】
使用しているラストは#367で、#337のEウィズをベースにウェストを絞り、踵を小振りに改良。日本人は踵が小さい傾向にあり、弊社がリクエストして制作された日本仕様のラストです。
左:AUDLEY (LAST337 D) / 右:AUDLEY3 (LAST367 E)
左右で比べてみました。
ウィズの違いはあるのですが、見た目の顔付きはほぼ変わりません。
左:AUDLEY (LAST337 D) / 右:AUDLEY3 (LAST367 E)
ウェストからヒールにかけてのシェイプの違いがお分かりでしょうか。
スッと伸びたフィッティングが特徴の【オードリー】に対し、
グッと内側を絞った【オードリー3】では土踏まずから踵にかけてホールド感を高めています。
両モデル共にクロケット&ジョーンズの上級ラインであるHAND GRADE(ハンドグレード)仕様となっています。
アッパーだけでなくライニングのレザーにもこだわり、同色のフルソック(全敷)仕様に。
ソールは出し縫いを露出させないウェルトや底面のチャネリングなど、グッドイヤーウェルト製法ながらスッキリとした見た目に仕上げています。
また、ソールの素材は柔軟性と耐久性を併せ持つオークバークを使用しています。
基本のストレートチップこそ上質で履き心地も良いこだわりのモデルを。
堅牢な英国靴ながら、エレガントな雰囲気を兼ね備えたクロケット&ジョーンズの【オードリー】シリーズ。
定番モデルとしてオススメです。