みなさんこんにちは。
青山本店、たくさんの靴が並んでいるのですが、今回は最近気になっている靴をいろいろ書いていこうと思います。
EDWARD GREEN モデル名:DOVER
- 素材:Calf
- 色:Redwood
- 底材:Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:D
- 価格:¥197,640(税込)
まずはコレ。
実は私、過去に[ドーバー]を二回買ってます。
はじめはラスト#202で次がラスト#32でした。
今でこそスキンステッチのユーチップ(ドーバークローン??)は散見され・・・
というかこの店にもありますよ、
GAZIANO & GIRLING モデル名:ISHAM
- 素材:Calf
- 色:Vintage Oak
- 底材:Double Leather
- 製法:Goodyear
- 価格:¥216,000(税込)
これですね、カッコいい。
昔なら[ドーバー]一択だったこの手のデザインも今は手ごわいライバルがいるわけだ!
今選ぶならこっちかな~と思いつつ[ドーバー]が#32ラストでDウィズなのも気になり(前履いていたのはEウィズだったから)。
まぁ両方ともすごくいい。
ただ、『ガジアーノ&ガーリング』ならこちらも気になる、
GAZIANO & GIRLING モデル名:SAVOY
- 素材:Calf
- 色:Black
- 底材:Single Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥194,400(税込)
本来あまり好きなデザインではないんだけどトゥキャップのバランスが良い!
精緻な仕上げと相まって実に美しい一足。
ちなみに普通のセミブローグなら、
EDWARD GREEN モデル名:CADOGAN
- 素材:Calf
- 色:Chestnut
- 底材:Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:D
- 価格:¥168,480(税込)
コレですよコレ。
以前ご紹介したときにも書いたのですが[カドガン]はメダリオンがいい。
普通のセミブローグなら自分は『ガジアーノ』より『グリーン』です、確実に。
SUTOR MANTELLASSI モデル名:ORESTE
- 素材:Master Crust
- 色:Redbrown
- 底材:Leather
- 製法:Goodyear
- 価格:¥140,400(税込)
『ストールマンテラッシ』といえば、90年代に「クラシコイタリア」というワードが日本で出始めたころ「イギリスのグリーン・イタリアのマンテラッシ」と称される最高峰の靴でした。
↑20年前の『マンテラッシ』。このテイスト履いている人、今では皆無に近いですよね。
しかしそんな『マンテラッシ』、販路があまり確立していない靴だったので、いつしか隠れた名品となってしまいました。
しかししかし!今の『マンテラッシ』も侮れない。
全く誰も触れないので私書きますが、この靴のライニング、ローファーだろうがモンクストラップだろうがデザインに関わらず一枚革なのです。
普通ライニングはアッパーの切り返しに合わせていくつかのパーツでできています。
ソフトな足当たりを目指してこうなったのでしょう。
もともと素材自体(アッパーだけでなく中底も滑らかでいい革!)も柔らかで初めから履きやすそうなのですが、こんな見えないところまで拘るとは。
画像は分かりづらいのでアップしません。ぜひ店頭で確かめてみてください。
CARMINA 品番:80523
- 素材:Museum Calf
- 色:Burdeos
- 底材:Single Leather
- 製法:Goodyear
- 価格:¥91,800(税込)
『カルミナ』で久々にビリっときた一足、ダブルモンクブーツ。
ワインカラーのミュージアムカーフというエグさ満点素材に一発KOされました。
Crockett&Jones 品番:6291 モデル名:Radnor 4
- 素材: Russia Grain
- 底材:Ridgeway
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥138,240(税込)
最近ちょっと流行りのロシアレザーテイスト。ミーハーですが気になります。
特に『クロケット&ジョーンズ』のロシアンカーフはイギリス屈指の老舗タンナーによるもの。これまた所有欲をくすぐります。
あとリッジウェイソールはボリューム感と履きやすさのバランスが良く、ダイナイトやコマンドより個人的には好きな底材なのです。
こういったヘビーなルックスのブーツは(あんまり履かないくせに)いつも気になる存在であります。
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さて、昔からずっといいなぁと思っていた靴から、今の気分で履きたい靴まで色々でてきました。
トレンドに流されず長く履ける靴はもちろんベースとしてあって然るべきなのですが、一方で旬なうちに使い倒すような今を反映するデザイン性の高い靴も魅力的です。
「どのブランドか好きなんですか?」とか「イギリスの靴が一番いいんですよね!?」とか色々聞かれ足りもします。
個人的には、それぞれ良さがあるので一定以上のクオリティであれば全てが選択肢になると思っています(浮気性ともいうのか・・・)。
いろんな靴を履いてそれぞれのフィロソフィーを感じ楽しんでみてください。
いい靴(≒いい革)は手をかければ必ずオーナーの期待に応えますから投資は無駄になりません。
楽しきレザーシューズライフを。