この時期なにかと登板回数が増加する黒のキャップトゥ(ストレートチップ)
セレモニーから普段のビジネススタイルまで幅広くカバー
年齢や職業を問わず、男性には必須アイテムのひとつです
さて、今回は英式スタイルと米式スタイルの違いをクローズアップしてみましょう
同じデザインでもこんなに違う!
まずはこちら
- 素材:Aniline Calf
- 色:Black
- 底材:Single Leather
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥69,120(税込)
1879年、イギリスはノーザンプトンにて創業の『クロケット&ジョーンズ』による一足
数ある木型の中でも、ベストセラーとして好評の[#348ラスト]を使用
現在形ブリティッシュの牽引役とも言える木型です
スッキリまとまったコバにステッチが表には見えないように施されています
やや長めでシャープなフォルムが足元を引き締めてくれます
全体的にキリッと、カクッとした雰囲気です
セレモニーやビジネスシーンに欠かすことのできないデザインですが意外に持っていないということもあるのでは?
さて、次はアメリカに目を移しましょう
- 素材:Custom Calf
- 色:Black
- 底材:Single Leather
- 製法:Goodyear
- 価格:¥64,800
アメリカン・スタンダード、1922年創業の『アレン・エドモンズ』による1足
コラムでも頻出のまさにスタンダード、[パークアヴェニュー]です
プリッと丸みのあるトゥ、少し張り出したコバに施されたステッチ
全周囲フルウェルトステッチの頼もしさ
やわらかなラウンドトゥが魅力です
間隔を詰めた6アイレット、ヴァンプの3本ステッチが独特の表情
いかがでしたでしょうか?
国が違えば雰囲気も大きく変わるという比較の好例でした
好みや用途に合わせてお選びください
しっかりした黒のキャップトゥ、ちゃんとワードローブにありますか?
老若を問わず、男性には必須ですのでこの機会にぜひ!
すでにお持ちの方も、メーカーによる違いを体感してみるのもよいと思います
好みに合う一足を見つけてください!