皆さんこんにちは、青山本店のフジイです。
さて今回はグレーの靴集めてみました。
意外とあるもので5足ご紹介します。
これだけあるともはや定番色と言っても過言では・・・いや、それは言いすぎでした。
やはり人と違うクールなカラーが欲しい人向けです。
これをお読みの皆さんはもちろんそちら側ですよね?
GAZIANO & GIRLING モデル名:Hayes
- 素材:Calf
- 色:Deco Black
- 底材:Single Leather (Oak Bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥205,200(税込)
まずは『ガジアーノ&ガーリング』です。
[DECO BLACK]と呼ばれるこの仕上げ、つま先や踵にやや強めのグラデーションが付く個性的な色味。
素材の良さとTG73ラストの切れ味よいシルエットでエレガントにまとまっています。
『ガジアーノ&ガーリング』はフィット感の良さに定評があります。
その秘密のひとつがこの踵のカタチ。
左右非対称のしもぶくれ型がポイントで、他のメーカーでもやっているところはあるのですが
『ガジアーノ&ガーリング』のは履き口のすぼまり具合と美しい曲線を描くしもぶくれの
コントラストが尋常ではないのです。相当時間をかけて作りこんでいますよコレ。
よかったら店に来て見比べてみてください。
CROCKETT & JONES 品番:6336 モデル名:Tunbridge 2
- 素材:Burnished Calf
- 色:Grey
- 底材:Single Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥101,520(税込)
続いて『クロケット&ジョーンズ』の[タンブリッジ2]。
このモデルに使われているラストは、10年前トレーディングポストが別注をかけ作ったラスト[#360]。
このラスト別注という事実、メーカーサイトでは語られていませんが本当です。
踵周りが華奢な日本人に合わせカスタマイズされたラスト[#360]、
見た目のシャープでエレガントな佇まいが評価され、今では『クロケット&ジョーンズ』でも
主力のラストとなり多くのモデルが展開されています。
CROCKETT & JONES 品番:5959 モデル名:Wexford
- 素材:Burnished Calf
- 色:Grey
- 底材:Ridgeway
- 製法:Goodyear
- ウィズ:E
- 価格:¥88,560(税込)
もう一足『クロケット&ジョーンズ』から[ウェックスフォード]。
[モールトン]とよく似ていますが、[ウェックスフォード]に使われている
ラスト[#371]は5年ほど前にできた比較的新しいもの。
『クロケット&ジョーンズ』が「ベストフィッテング」と豪語する
ハンドクレード用ラスト[#363]での実績を活かして作られているだけあり
ラスト[#371]はつま先周りにゆとりあがありつつ、踵はしっかりと付いてくる。
グリップ力抜群のリッジウェイソールと相まって、快適な履き心地が約束されています。
CARMINA 品番:10003
- 素材:Cocodrilo
- 色:Gris
- 底材:Single Leather(Oak bark)
- 製法:Goodyear
- 価格¥167,400(税込)
『カルミナ』のロングセラー、ダブルモンクです。
前回アリゲーターのローファーをご紹介しましたが、
『カルミナ』は素材の豊富さが魅力のメーカーであります。
そしてソールはJon.Rendenbachのオークバークです。
ちなみにJon.Rendenbachはドイツの革屋さんでして、1871年から4代続く老舗です。
オークバークという素材は耐久性がありながらしっかり足なじみも出て履きやすくなり、
また滑らかな線維構造を持つことから、硬いのに加工がしやすいという優れモノ。
欠点はお値段位でしょうか。
アッパーもソールもハイグレードな逸品というわけです。
Rosso Fiorentio 品番:3684
- 素材:Crocodylus + Bufalo
- 色:Stone
- 価格:¥70,200(税込)
最後は『ロッソフィオレンティーノ』のレザースニーカーです。
クロコダイルとバッファローのコンビって。。。
ネットで野生動物たちの動画なんかを観るんですけど
バッファローがクロコダイルに・・・(きゃぁー!)みたいなシーンを
思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか?
それはさておきバッファローの革、非常に柔らかく張りがあり
独特のシボがある個性的な素材ですが扱いは至ってフツーで簡単です。
気兼ねすることなくこの野趣溢れるコンビネーション、ぜひお試しあれ!